以前にもブログに書きましたが、左官工事は自然素材を扱ううえで飫肥杉を扱う大工さんと同じくらいバリア・フリー工房の住まいづくりに欠かせない仕事です。
室内の壁はもちろん、多い時には外部の下地から左官さんの作業になります。
住まいが完成した後も外構工事のメインは左官さんが行います。
大工さんは”木”を知り、
左官さんは”土”を知る。
本来の左官さんはその土地の土の性質を知り、適材適所で土を自在に使い分けていたそうです。
今は、セメントが主流になり、本来の”土”を扱う機会が極端に少なくなりましたが、匠には技術の鍛錬が一生のものだと伺ったことがあります。
バリア・フリー工房も本物の素材を使う会社であるべきだと考えます。一生をその”道”にかける人たちとともに歩んでいきたいと思います。