建設現場に行ってきました。建て方の工程は何度も見ているのですが、今回は初めて見る工程でした。
敷地の四隅に杭を打っていました。さて、どういう意味がある作業なの???聞くと「遣り方」という作業だそうです。
この「遣り方」、これから住まいを建設進めていくにあたり、最初のとてもとても肝心となる作業だそうです。
「遣り方」は木板を建物の四隅などの要所に建て、建物の位置・高さの基準などを表します。地面に水平固定した木枠の上の部分が基礎の高さになります。木枠の高さや配置で、家の高さや配置が決まってきます。
その次に、枠の中の地面の表層土を取り除き、そこに栗石を敷き詰めていきます。
そして、上には防湿シートを敷きます。これは地面下の湿気を床下に流れるのを防止するためです。
このようにして、基礎工事の前の基礎が造っていくそうです。見えない部分の工程こそ大事なんですね。
バリア・フリー工房ではこうして一つ一つの工程を丁寧に進めています。