2020年04月

【建てる】地盤調査がありました

先週は2つの施工現場で地盤調査をしました。

地盤調査はその土地の強度を調べます。地盤が建物を安全に支えられだけの強度があるかどうかをみるものです。

施主さまの大切な住まいを安全に建てることができるかどうかを把握するために、必ずこのように調査をしています。

 

調査は、地面の一部に鉄の棒を打ち込み、地中の構造を調べていきます。ゆっくりと丁寧に鉄の棒をねじ込みながら、地盤の地耐力を算出していました。

   

この日、地盤調査をしてくれた技術士さんがおっしゃった言葉がとても印象的でした。「私たちは地球を掘っています。土の下がどのようになっているかを調べる、自然を相手にしている仕事です。机の上で作業しても分からない。現場に来てみないと、そこの地盤がどのような状況になっているかが分かりません。地盤の状態を正確にお伝えすることが、そこに暮らす人の安全な住まいづくりにつながります」。

 

地盤調査の後は、強度に応じ、補強が必要な地盤は地面を締固める改良工法などをし、安全で安心な住まいづくりを進めていきます。

地盤調査は地球を掘る仕事、その地球に住まいを建てていくのが当社の仕事。

このようにして、施主の皆様のご家族が安心して暮らせるように、一つ一つの作業を丁寧に確実に進めています。

【住まいを考える】ウイルス感染力を低下させる『幻の漆喰®』の力

当社で使用している『幻の漆喰®』は、化学物質を吸着・分解する力を持っています。

『幻の漆喰®』を住空間に使うと、アトピー性皮膚炎やアレルギーの原因の一つといわれているホルムアルデヒトをわずか30分で低下させることができるという実験結果が出ています。そのほかにも、抗菌力があり、室内の空気を半永久的に保つ「調節機能」、壁の汚れを自然に分解する力など、『幻の漆喰®』はさまざまな作用力を持っているんです。

 

その中でも、今回は「殺ウイルス」力についてご紹介します。『幻の漆喰®』は鳥インフルエンザウイルスの感染価を99.9998%低下させ、感染性を失くすことが実証されています。

 

これは『幻の漆喰®』を開発した「カイケンコーポレーション」と鳥取大学の伊藤啓史教授の共同研究で実証されました。

 

実験では、鳥インフルエンザウイルス(H5N3型/弱毒性)を含むウイルス液を『幻の漆喰®』を塗った「ガラス板」と「何も塗らないガラス板」に塗り、ウイルスの感染価(感染性ウイルス粒子の数)を3回測定しました。

 

その結果、「何も塗らないガラス板」からは実験前とほぼ同量の感染価が測定されたのに対し、『幻の漆喰®』を塗った「ガラス板」は3回とも検出できる限界値を下回ったのです。少なくとも99.9998%の感染価低下が確認されました。

 

同じ液中の「ウイルスの遺伝子量」を測定してみると、『幻の漆喰®』を塗った「ガラス板」と「何も塗らないガラス板」からは、ほぼ同量の遺伝子が検出されました。感染価は低下していたのですが、遺伝子量が同じだったというこの結果は、『幻の漆喰®』にウイルスが吸着したのではなく、「ウイルスが感染性を失い不活性化した」と考えられます。

 

伊藤教授は「『幻の漆喰®』の主成分である水酸化カルシウムが、水分を含んで強アルカリ性になり、鳥インフルザウイルスを不活性化させたものとみられる」と分析しています。

 

「カイケンコーポレーション」の浦上直社長は「『幻の漆喰®』は光と熱の触媒が加えられ、通常の漆喰よりも有害化学物質の吸着分解性能が優れている。シックハウス症候群対策とともにインフルエンザ予防の効果も期待できる」と話しています。

 

 

こうしたいろいろな効果が共鳴し合っているから、『幻の漆喰®』の住まいは空気がおいしいんです。ゆっくりと深呼吸をしたくなる、そんな住まいが実現できます。見学会などで、『幻の漆喰®』パワーを実感しに来てみませんか?

 

 

 

 

【暮らし】オウチでみそを作ってみました(^^♪

外出自粛が続いているので、いつもはしないことにチャレンジしよう!と

みそを作ってみました。

10年前くらいに何度か大豆を茹でて作ったことがあるのですが、

大変だった記憶があり、自家製みそに憧れながら、やれていなかったみそづくり。

今回はなんと!

自宅で簡単に作れるみそキットに出会うことができました。それは宮崎市青島で140年前から続く、老舗の蔵「長友味噌醤油醸造元」の4代目女将・長友陽子さんが開発した「手作り味噌キット」。熊本産大麦の麦麹と宮崎産米麹、熊本産の煮大豆、塩、レシピがセットになっているんです。

麦麹と米麹は熟練の職人が熊本産の麦と宮崎産の米を蒸し、こだわりの麹菌を使い、丸3日寝かせて丁寧に育てたもの。しかも、大豆は九州産。国内での大豆消費量のうち国産大豆は1割弱で外国産が9割以上を占める中、九州産の大豆を使用しているんです。とっても貴重なおみそが作れるのが嬉しくて、すぐに購入して作ってみました。自宅で準備するものは大きなボウルとぬるま湯だけでいいんです。

まずは麦麹と米麹をボウルに入れて、ほぐします。そこに塩を入れ均等になるように混ぜます。これを“塩切り”と言うそうです。

次は煮大豆をいれます。固くて混ぜにくいときはぬるま湯(大豆の煮汁だとより美味しくなる)を少し足して混ぜやすくします。混ぜ終わったらお団子状にしっかりと丸めていきます。これは空気を抜くためだそうです。

全部お団子にした後は、熱湯消毒して乾燥させた保存容器にたたき入れていきます。たたき入れるのは空気を抜くためです(*^-^*) 

入れ終わったら上からさらに押さえて空気を抜いて完成です。15分くらいでできました。

4代目女将の長友さんがこのキットを開発されたのは、日本の伝統食であるみそを日本人が食べなくなってきていることを寂しく思い、「日本人がつないできた伝統食を絶やしたくない」という思いから作ったのだとお話されていました。

これから3カ月くらい寝かせると食べられるそうです。寝かせることで熟成していくそうです。バリア・フリー工房の住まいも、時がたつごとに馴染んでいき美しくなっていく。自然のものって通ずるところがありますね😊

出来上がった自家製みそでおみそ汁を食べれる日が今から楽しみです😊

<参考情報>

「手作り味噌キット」(1,700円、税別) 

長友味噌醤油醸造元: TEL0985-65-1226

 

飫肥杉の椅子で暮らしを楽しむ

今週は事務所下で職人さんが家具づくりをしてくれています。

昨日までは椅子づくりで、今日からはベッドづくりをしています。

飫肥杉の音響熟成木材でつくる椅子です。

職人さんが木材をちょうどいい大きさに切り、削り、磨いて、手触り、座り心地のよい椅子にひとつひとつを丁寧に仕上げています。

木の香りと木目、肌感がとっても気持ちよく、五感で心地よさを感じることができる椅子です。

この椅子に腰かけて、心地よい音楽を聴きながら、ゆっくりコーヒータイムを過ごすご夫婦が想像できます☕

お気に入りの椅子がひとつあることで暮らしを豊かにできる。

そんな日常の必需品をこれからもたくさんつくっていきたいと思います。

日南のオウチ

日南市に完成した住まいをご紹介します。

 

玄関の扉を開くと家族の手形と家族で集めたサクラ色の貝殻、四つ葉のクローバーが漆喰の壁を飾る、とても愛があふれている住まいです。

 

間取りは、キッチン横に小上がりの和室があり、リビングの奥にはお母様のお部屋、2階にはフリースペースがあります。

 

キッチン横の和室は、ちょこっと腰掛けたいときに腰を下ろせるちょうどいい高さに。窓からは庭のデッキへ出ることができ、ペンチでくつろげる、住まいと庭が一体となっています。

 

お母様のお部屋からはリビングを通らなくてもキッチンやお風呂場、おトイレへ行けるようになっています。家族がどこにいても感じ合えるオープンな間取りでありながら、一人の時間を過ごしたいときはプライベート空間もしっかりと取れる二世帯住宅です。

 

現在は外構工事が進んでいます。お部屋のいる場所によって違う表情の景色が楽しめるお庭がこれから完成します。

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