F様邸の住まいが一日一日できあがっていきます。
今週は1週間かけて漆喰塗りが進んでいました。
1/16 内装壁材付けの最終段階
1/18 漆喰が音響熟成木材につかないようにテープで縁取り
1/22 徐々に漆喰壁が塗りあがっていき、表情が変わっていきます
漆喰塗りは左官さんがします。
まずは音響熟成木材と壁の境目にテープをはっていきます。
漆喰が木材につき変色することを防ぐためです。
室内のすべてにテープを張り巡らせていきます。
大変な仕事! それを黙々と丁寧に左官さんは仕上げていきます。
テープ張りが終わると、次は塗る漆喰を準備していきます。
この感じの漆喰をだまがなくなり滑らかになるようにしていきます。
とろ~っと、したたるようになったものを熟練の技で塗っていきます。
しかも足場は一枚板。その上を見事に移動しながら、丁寧に丁寧に何度も塗り重ねて本当に美しい壁に塗り上げていきます。
コテをクルックルッと上下左右に持ち替えながら塗っていく様は,見とれてしまうほどのあざやかな職人技。
バリア・フリー工房が使っている漆喰は「幻の漆喰」と言い、有明海などの海に生息する赤貝の殻を焼いた焼成カルシウムに、銀杏草(海藻)を煮てつくる糊と無菌水を混ぜ合わせ、生成しています。つなぎとして麻のスサを利用するなど、自然素材しか使っておらず、人体にも無害で安全です。
さらに
「光熱触媒」作用により、室内の化学物質を吸着・分解し、住まいの空気をいつまでも清浄に保ちます。
塗りたての漆喰
3日前に塗った漆喰
漆喰壁は生きていて呼吸をしているので日にちの経過とともに表情を変えていきます。
この壁はもっともっと白くなっていきます。
その家に住む人と一緒に家も成長していく、呼応していく住まいになるのです。
こちらの住まい、2月中旬に完成見学会を予定しております。
詳細が決まりましたら、こちらのブログとFBでご案内していきますね。
自然素材でつくる住む人の健康にやさしい住まいの心地よさ。
ぜひ体感しにいらしてください。